やっぱり、工房系ランドセルだって大きさを求める時代ですよね。
4月になると、ママ友の間では毎年ランドセルの話題が出てきます。
息子のランドセルを選んだのは2年前ですが、先日も今年度年長さんになった子のママさんから、ランドセル選びについて聞かれました。
そこで、2年前に訪問した黒川鞄工房のことを思い出し、久しぶりにホームページを見ました。
ラン活時の記事はこちら👇
2年前、長男には牛革ランドセルを購入しようと考えて、工房系ランドセルのお店を見て回りました。
牛革製ということ以外にも、条件として
『A4フラットファイルが入るサイズ』と『学習院型』も挙げていました。
黒川鞄工房さんのランドセルは、細部まで美しく端正なつくりでとても気に入っていたのですが、2年前はこの2つの条件を満たす商品はまだ出来上がっていなかったのです。そのため、購入に至らなかったという経緯がありました。
(細かく言うと、条件を満たす商品を新たに開発していて、サンプルが1点のみ出来たばかり、という状況でした。もう少しタイミングが合えばなぁ。)
黒川鞄工房さんだけでなく、有名かつ大人気の土屋鞄製作所さんのランドセルにおいても、A4フラットファイルサイズの商品自体ひとつもなかったんです。
合成皮革のランドセルでは多数あったA4フラットファイルサイズが、工房系ではまだまだ少なく、主流はA4クリアファイルサイズ。結果、選択肢が少なかったなぁという記憶があります。
それで村瀨鞄行さんのランドセル 匠(牛革)に行きついたわけです👇これ。
その時の記事はこちら👇
ですが、2年経った今現在、黒川鞄工房さんにはA4フラットファイルが入る『ビッグ』と名の付くランドセルが3種類に増えていました😊
黒川鞄工房さんの主力商品と言えるシボ牛革やコードバンシリーズからも『ビッグ』が登場しています(2年前は牛革スムースシリーズ以外はすべてA4クリアファイルサイズでした)。シボ牛革を気に入っていた私としては、とても嬉しい傾向です。
先ほどお話した土屋鞄製作所さんも、昨年から規格をA4フラットファイルが入るサイズに変えて販売しているようです。
やはり我が家と同じく、A4フラットファイルが入る大きめランドセルを求めるユーザーの声が大きくなっているのだと感じます。
土屋鞄製作所さんのランドセルも丁寧な造りで美しく、カラーリングも多彩。大人も子供も一緒に好きになれるカラーが沢山ありますよね。
A4フラットファイル対応サイズならば、長女の時にはぜひ検討させていただきたいと思います。
『実際にA4フラットファイルサイズが必要か』という問題については、何を優先に考えるか次第だと思います。
長男が通う小学校ではA4サイズ教材の使用があると聞いていましたし、ランドセルひとつに極力たくさん荷物をまとめられる方が登下校が楽だろうと考えたので、我が家ではA4フラットファイルサイズを選びました。
ですが、A4クリアファイルサイズのランドセルを使っている子は周りにたくさんいて、特に困っている姿を見たことはありません。サブバッグを使って荷物を分散させるほうが子どもへの負担が少ないと考える方もいらっしゃるでしょう。
サイズが大きくなるとその分重心がずれるという話や、学習院型では特に重量も重くなる傾向なので、その点をどうとらえるかという悩みもありますね。長男のランドセルはカタログ表記で1,580gでしたが、これは使ってみると、親が持ってもかなり重いなぁという印象です。
大峡製鞄さんのトラピーズはこれらの問題を回避した画期的なアイデアで、気になります。
購入したランドセルは、あくまでも体格が良く体力もあり、扱いが少々雑だろう長男だから選んだ、丈夫さ重視のものと言えます。長女の時にはもう少し軽いランドセルを探すかもしれません。
とは言え、やはり極力ランドセルに荷物を詰められた方が両手が空くし、バラバラにならないので忘れ物もしづらいのではないかと考えます。子ども自身もこのランドセルを気に入っているようなので、大きめランドセルを選んでよかったと思っています。
なので、ママ友へもA4フラットファイルサイズをお勧めしましたよ。
長女のランドセルを選ぶ頃には、市場はどのように変わっているのでしょうか。
楽しみです。
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